令和5年10月1日から適用となるインボイス制度の改正に対応し、通知書類の仕様を変更します。
インボイス制度とは?
- 適格請求書(インボイス)とは、
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。 - インボイス制度とは、
<売手側>売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。 -
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。詳しくは国税局が出しているこちらの資料を確認ください。https://www.nta.go.jp/publication/pamph/shohi/kaisei/202304/pdf/0023002-106.pdf(※)買手は、自らが作成した仕入明細書等のうち、一定の事項(インボイスに記載が必要な事項)が記載され取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。
仕様変更日
出荷依頼書 2023年8月24日出荷分から適用
支払通知書 2023年9月1日通知分から適用
変更点
出荷依頼書(旧発注書)
変更点1 発注書から【出荷依頼書へ名称が変更】されます。
変更点2 詳細表示から【販売収入情報が除外】されます。
変更点3 詳細に【注文番号が記載】されるため【購入ユーザーが異なる場合は、同商品でも明細が分かれて】表示されます。
支払通知書
変更点1 プラットフォーム利用料は、商品毎ではなく【商品総合計をもとに計算】されます。
変更点2 販売商品明細から【販売収入情報が除外】されます。
変更点3 販売商品詳細に【注文番号が記載】されるため【購入ユーザーが異なる場合は、同商品でも 明細が分かれて】表示されます。
変更点4 【未払残高の記載箇所が変更】となります。
変更点5 税率ごとの【税額小計の記載】が削除されました。
<ご注意>
■支払通知書の記載内容は以下2点
・上段:販売店舗がCookpadMartに出店し、ユーザーと売買取引したことで生じた金額=ストア売上
・下段:CookpadMart上でストア-ユーザー間の取引により生じる金額=プラットフォーム利用料(当社からストアにご請求)
■上段の詳細は以下のとおり(当社とストアの売買取引ではないため、ストアの登録番号は不要)
・ストア売上はストアがユーザーと売買取引した金額をクックパッドが預かっているもの
・ストアとユーザー間の取引であり、ユーザー要求があればストアは適格請求書(領収書)発行義務を負う
・CookpadMartでは、クックパッドがユーザーに簡易インボイスを代理交付することでインボイス制度に対応している
・また代理交付の写しとして、支払通知書2ページ以降の「販売商品明細」に売買取引と紐づいた明細を記載している(消費税法基本通達1-8-11に則る)
■下段の詳細は以下のとおり(クックパッドがストアに請求するものであり、当社の登録番号を記載)
・クックパッドからストアへのプラットフォーム利用料請求
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